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法学部主催の第19回文化相互理解シンポジウムが開かれました

 法学部が主催する第19回文化相互理解シンポジウムが11月26日、ポートアイランドキャンパスB号館103教室およびZoom配信のハイブリッド形式で開催されました。今回のシンポジウムでは、「他者に伝えるということ: プレゼンテーションの方法論と実践的訓練」をテーマに、名古屋大学大学院情報学研究科准教授の井原伸浩さんと、神戸を中心にコンテンポラリーダンサー・振付師・講師として活躍されている宮原千尋さんに講演をお願いしました。
 まず、井原さんには、主に、プレゼンテーションの方法論について講演いただきました。井原さんは、プレゼンテーションには、基本的な技術があり、それを習得する必要がある。しかし、それにとどまらず、どのような「プレゼント」をすることが可能か(すなわち、いかなる付加価値を付与できるか)を意識し、提案できるようにすることが重要であると説かれました。続いて、宮原さんからは、プレゼンテーションを通して「伝える」ことの意味が改めて問われました。そして、プレゼンテーションでは、スピーカーからの一方通行ではなく、それとオーディエンスの間で醸成される共通部分(共感)を作り出していくことも重要であるという指摘がなされました。
 最後に、神戸学院大学法学部の岩田将幸教授からは、本学法学部が行っているプレゼンテーションに関する事業(日韓中の3カ国による英語スピーチ大会)や講義(International Affairs AおよびB)についても紹介がなされました。
  文化相互理解シンポジウム1
文化相互理解シンポジウム2