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学部長からのメッセージ

 神戸学院大学法学部は、神戸港を目の前にしたポートアイランドキャンパスにあります。教室の窓から海を見下ろすと、国内外の大小さまざまな船が水上を行き交うのが目に入ります。この美しい光景は、私たちの目を楽しませてくれるだけでなく、私たちの社会が時々刻々と動いていること、そして世界に向かって開かれていることを実感させてくれます。

 法学部では、現実の社会の動きを見据えた、実践的な学びを重視しています。入学後すぐに憲法、民法、刑法といった法律について基礎的な知識や考え方を学ぶ授業が始まり、それとあわせて少人数での演習(ゼミ)で「読む」「書く」「話す」という能力を高めていきます。2年次以降は、法律および政治の分野について、より専門的な学修を進めていきますが、社会で実務に携わっている方々(弁護士、司法書士、神戸市役所職員などの方々)をお招きして経験に裏付けられたお話をしていただく授業も数多く開講されており、自分のめざす進路や関心に直結した学びを選択することができます。

 授業以外での学びの選択肢も充実しており、資格試験や公務員試験をめざした課外講座が多数提供されています。たとえば、宅建士や行政書士の課外講座には例年相当数の法学部生が参加し、多くの年において全国平均をはるかに上回る合格率で合格者を出しています。また、学生による法律討論会や海外の大学との間でおこなう英語スピーチ大会なども開催されており、出場に向けて友人らと議論を交わしながら苦心して立論を練り上げていく中で、驚くほどの成長を遂げる学生が毎年のように現れています。

 ここ数年のコロナ禍は、大学の授業にも難題を突きつけるものでしたが、法学部の実践的な学びは途切れることなく続いており、官公庁や民間企業への就職、大学院への進学などにその成果が現れています。学生が自身の成長を実感できる学びの場となることをめざして、法学部の教職員一同、尽力しています。皆さんも神戸学院大学法学部で学んでみませんか。

法学部長 笹川 明道

学部長
笹川 明道