第75回春季関西学生法律討論会(主催:関西学生法学連盟、後援:大阪高等裁判所、大阪高等検察庁、近畿弁護士会連合会、株式会社有斐閣)が6月17日に大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで開催され、法律研究会Libraの吉田崇規さん(法学部3年次生)が立論の部で第1位となり、表彰されました。 関西学生法学連盟は、法学の共同研究発表および各大学の学生法学団体相互の親睦を目的として、1949年に設立されました。法律研究会Libraは1967年に創部し、間もなく同連盟に加入しました。同連盟の現在の加入校は、本学の他には、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の4校です。法律研究会Libraは、これら強豪校の学生法学団体とともに、6月と10月の年2回開催される関西学生法律討論会で競い合っています。長い歴史と伝統を誇る同討論会からは、多くの法曹が巣立っています。 討論は、各加盟校の代表者である立論者が1人ずつ論壇に上がり、約3000字の論旨を10分以内に読む「立論」(問題に対する自己の見解の発表)をした後、各加盟校の質問者からの質疑に回答して行われます。この、立論と質疑応答の双方について、法曹三者および学者から構成される審査員が審査を行い、上位の立論者と質問者をそれぞれ3人ずつ表彰します。 吉田さんは今回の討論会で、関西大学の教授が出題した民法の事例問題について法律研究会Libraを代表して立論を行い、関西大学、関西学院大学、同志社大学の各学生法学団体の立論者を退け、見事に栄冠を手にしました。入学以来、討論会参加を重ねて経験を積み上げてきた成果と言えます。他大学の学生からは「質疑応答で相手を納得させることができていた」と評価されました。 吉田さんは、表彰の喜びと今後の抱負を以下のように述べました。 将来は法曹を目指すという吉田さんは「討論会は難しいし、大変ですがとてもやりがいがあり、チームの団結力も高まるよい機会なので法律研究会Libraに入って討論会に参加してみませんか」と、入会を呼びかけています。
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