法学部の佐々木光明教授のゼミ生が「学生企画新春市民シンポジウム」を開催します。

刑事法・少年司法に関わる事件や法制度を「わがこと」と捉える人は少ない。逆に、犯罪や非行に関わる人間への処罰感情が先にたってきがちです。法も厳罰化の動きが加速しています。ただ、そうした感情や社会的意識のままでいいのでしょうか。誰もが生きやすく、安心できる社会のために、あらためて、冷静に考える機会のためにわたしたちは「問い」と「課題」を立ててみました。

「不治…死なせてあげてもいいじゃない」と思ってしまう「安楽死」
無実の訴え、なぜ届かない?一方、疑われる身でしょ…と思ってしまう「冤罪」
知ってるようで何も知らず、関心もないのに命で償えと思ってしまう「死刑」

いずれも、あなたならどうする！どう考えますか？
わたしたちは、問題の根っこ（本質）を探り、少しでも変えていくためには何が求められるのか、多面的な観点から見直してみようと思います。
構成劇・動画で問題提起をし、資料から考えていただきたいと思っています。
学生、市民の皆さん問わず、ご参加を歓迎します。

※予約不要・参加無料

チラシはこちら

＊構成劇・動画による問題提起と提言
　＜安楽死事件から＞ 情野史直、他
　　「川崎病院事件…大切なことは何か」
　＜冤罪事件から＞福島大夢、他
　　「なぜ人は事実をねじ曲げてしまうのか」
　＜死刑執行の現場から＞ 是松陽凪、他
　　「副葬品のない棺…死刑執行のリアル」

　＊佐々木ゼミ１期生からの応援
　　16期生 森田香陽（ゼミ活動と権利保障の視点）

＊総合コメント 春日 勉（神戸学院大学教授：刑事訴訟法）
　

【主催】
神戸学院大学法学部　佐々木光明教授ゼミ

【連絡先】
法学部長室 Tel：078-974-4543 （担当：佐々木光明教授）