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インカレ法律討論会2025が開催されました

2025/10/30

 9月10日(水)13時45分より、 本学ポートアイランド第1キャンパスB105講義室において、インカレ法律討論会2025が開催されました。
 インカレ法律討論会は、大学の民法ゼミ対抗の法律討論会で、2012年より毎年夏に開催されています。本学法学部小松昭人ゼミは、他大学の民法ゼミとの切磋琢磨と相互交流の機会を求めて、2018年よりインカレ法律討論会に参加しています。
 本年度は、小松ゼミのほか、摂南大学法学部城内明ゼミ、同・大川謙蔵ゼミの2大学3ゼミが参加し、建物の借主が外出先で病に倒れて意識不明となり、誰とも連絡が取れない状態で半年ほど病院に入院していた場合、建物の貸主は建物の貸借契約の解除をすることができるか、という問題について、総勢50名近くの学生が熱い討論を繰り広げました。どのゼミも、論点を正確に把握した上でそれぞれの立場で立論していました。また、どのゼミの立論に対しても数多くの鋭い質問が出され、質疑も大変充実したものとなりました。
 今回の討論会でも活発に質疑がなされ、立論の部、質問の部ともに、城内ゼミが優勝しました。小松ゼミは立論の部、質問の部ともに1位を逃しましたが、質問の部では、小松ゼミ所属の作田了太朗さん(本学法学部法律学科3年次生)と野口真智さん(同)が2位に入賞しました。
 次回のインカレ法律討論会では、立論の部と質問の部の双方でより優れた結果を残したいと思います。
 以下、今回のインカレ法律討論会の討論代表者のコメントを紹介します。

○ 作田 了太朗 さん(本学法学部法律学科3年次、小松ゼミ)
今回の法律討論会では、立論発表の順番が最後ということで、先の二組の立論における別角度からのアプローチに驚きや焦りを覚えたことが強く印象に残っています。それと同時に、他グループと対立する主張にどう立ち向かうのか、どう守るのかを仲間と必死に考える時間が楽しくもありました。
今回の敗因は視点の狭さにあったと思います。限りある時間の中で、様々な可能性を探る冒険をする勇気が必要であることを思い知らされました。

○ 小門 義幸 さん(同上)
今回初めて討論会の壇上に立たせていただきました。
私はあまり人前に立ったり、話したりすることはあまり得意ではなく、当日も多方向からの視線や緊張感から押し潰されそうになりましたが、仲間たちと励まし合い乗り越えられました。
この討論会で仲間と協力し合い、一つの立論を作ることができそれで戦い、一位こそは逃しましたが二位をとることができました。
これも仲間たちのおかげです。本当にありがとうございました。

○ 宮崎 翔 さん(同上)
今回初めて討論会に実際に討論する立場に立たせていただき大変貴重な経験になりました。自分の意見が参考にされ、実際の議論で取り上げられた時には大きな達成感を得ることが出来ました。また、チームとして私は大きく貢献することは出来ませんでしたが、何度も考えているうちに法的な知識だけでなく、協議を進める姿勢や論理的に考える大切さを学ぶことが出来ました。

 

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討論会の様子

 

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質問をする小松ゼミの学生

 

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出題者の大川謙蔵先生による問題解説および講評