第16回神戸学院大学法学部法律討論会を、下記の要領で開催いたします。
【日時】2015年12月5日(土)13:00〜17:35(終了予定)
【場所】本学ポートアイランドキャンパス(KPC)B301講義室(B号館3階)
今回の討論会では、近畿大学法学部の西内祐介(にしうち・ゆうすけ)先生を出題者にお迎えし、インターネット・オークションでの、いわゆる「本人なりすま し」事例をめぐる民法上の問題について、法学部の民法専攻のゼミを中心に5団体が出場し、各団体の討論代表者が問題に対する答えを明らかにします。
コンビニなどで物を買う場合のように、従業員と顧客が対面して行う日常の取引とは異なり、インターネット取引では、当事者は、お互い顔を会わせることな く、契約を締結します。このため、全くの別人が、本人確認に必要な情報を入手して、本人の知らない間に、本人になりすまして取引をしてしまう危険が、常に 潜んでいます。自分の知らないうちに、自分になりすました誰がが、インターネット上で契約を締結していた場合、われわれは、契約の相手方に対して、責任を とらなくてはならないのでしょうか。また、われわれが責任をとらなくてはならないとしたら、それは、具体的にどのような場合なのでしょうか。
みなさんもぜひ、この問題について考え、自分なりに抱いた疑問を、参加5団体の討論代表者にぶつけてみてください。この討論会では、学部学生に限らず、どなたでもご参加頂けますし、会場にお越しくだされば、どなたでもご質問頂けます。
多くの皆さんの積極的な参加、そして議論を願ってやみません。とりわけ、これまでの入試で本学法学部に合格した高校生の皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。
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