神戸学院大学法学部は、世界における文化の多様性・共通性を理解するという観点から、文化相互理解シンポジウムを開催しています。第17回目となる同シンポジウムが10日、ポートアイランドキャンパスで開催され、中国・浙江工業大学法学院の汪 珍先生にお越しいただき、『中国の司法改革 -監察委とビッグデータの影響について-』という題目で講演をしていただきました。
汪 珍先生は、急激な変化の波にさらされている今日の社会において、国家がいかに司法制度の改革を課題としつつ、それに対処しようとしているのかという中国の事例をわかりやすく説明。また、汪 珍先生は日本の大学院(福岡大学大学院法学研究科)で博士号(法学)を取得されていることから、日本と中国の大学や学生生活の違いについても話されました。
なお、同シンポジウムは、本学法学部と浙江工業大学法学院の学術交流協定の一環として開催されたものです。