法学部では、国際社会および国内社会における文化の多様性と共通性を理解するという観点から、文化相互理解シンポジウムを開催しています。

講師の古川氏は、親子２代にわたって、1947年に福岡市博多区で発生した「福岡事件」の再審運動や死刑を廃止するための活動に取り組んできました。

今回、10月25日から29日まで、イタリアのローマで開催された聖エジディオ共同体主催『世界宗教者平和の祈り』に参加しました。古川氏は、死刑再審無罪事件で注目された袴田巌氏の姉、袴田ひで子氏を伴いForum Austriacoで開かれた分科会「Justice Does not Kill」で講演し、ヨーロッパ各地より集まった関係者らと共に、日本の冤罪事件と死刑制度について意見を交わしました。

本講演では、このときの会議の様子を紹介して頂くとともに、古川氏が長年携わってきた「福岡事件」について語って頂きます。

【講師】古川龍樹氏(生命山シュバイツァー寺住職)
【討論者】春日勉(神戸学院大学法学部教授)
【対象】神戸学院大学学生および教職員のほか、一般の方々も歓迎いたします（参加費無料）

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◆お問い合わせ先◆
神⼾学院⼤学法学部⻑室
℡ 078-974-4543