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12/3 第17回法学部法律討論会を開催します

第17回神戸学院大学法学部法律討論会を、下記の要領で開催いたします。

 

【日時】2016年12月3日(土) 12:30~18:05(終了予定)
【場所】神戸学院大学ポートアイランドキャンパス B302講義室(B号館3階)
    (神戸市中央区港島1-1-3)

 

 中国・唐代の著名な書家・顔真卿(がん・しんけい)の筆とみられる書(「甲」)の所有者であるXが、贋作と言われた甲を、贋作であってもその風合いを好むYに20万円で売り渡しました。時は流れて3年後、Xが何気なくテレビ番組の〇〇鑑定団を観ていると、出演しているのは甲を20万円で買ったあのYです。番組の中でYは甲の鑑定を依頼しました。すると、甲は顔真卿の真作で、200万円相当の価値のある物という鑑定結果が出てしまいました。気の毒なのは、本物をそれとは知らずにたった20万円で手放してしまったXです。この場合、悔やんでも悔やみ切れないXは、Yに対して、民法上、どのような主張をすることができるのでしょうか。
 今回の討論会では、慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)の北居 功(きたい・いさお)先生を出題者にお迎えし、上記の民法の問題について、本学法学部の民法専攻のゼミを中心に7団体が出場し、各団体の討論代表者が、この問題に対する答えを明らかにします。
 みなさんもぜひ、この問題について考え、自分なりに抱いた疑問を、参加7団体の討論代表者にぶつけてみてください。この討論会では、学部学生に限らず、どなたでもご参加頂けますし、会場にお越しくだされば、どなたでもご質問頂けます。
 多くの皆さんの積極的な参加、そして議論を願ってやみません。今回は、久しぶりに学外からの参加団体として、近畿大学法学部の民法専攻のゼミも参戦します。いつもより議論が白熱することは間違いありません。
 とりわけ、これまでの入試で本学法学部に合格した高校生の皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。

 

第17回法律討論会の詳細については、こちらicon_pdf をご覧ください。
第17回法律討論会の問題については、こちらicon_pdf をご覧ください。