日時 | 2020/01/11 (土) 13:30~ |
---|---|
会場 | ポートアイランドキャンパス B号館 B203 |
近年、耳目を集める児童虐待。子どものSOSの声が聞こえていながら、救えない事件に心が痛みます。一方で、電車等で、「早くして、うるさい…」といってる間にパシッ!!と頭を打つ音…。一般に、しつけは必要だとして容認されがちです。虐待事件の当事者の多くは、「しつけだった」と言います。でもどこからが虐待になるのでしょう?しごき、いじめもパワハラも学校や職場の外に出れば、立派な虐待、犯罪になりそうです。教育的空間の中でおきるさまざまな問題も同根ではないでしょうか。
いずれも子どもならず人間の尊厳を傷つけ、生きる気力と希望を奪うものです。わたしたちは、何が問題の根っこにあるのか、少しでも変えていくために何が求められるのか、多面的な観点から見直してみようと思います。
虐待事件等で裁判等にも関わってきた渡辺先生とともに考えてみませんか。
市民の皆さんの参加を歓迎します。予約不要、参加無料です。
詳細は以下の通りです。
基調講演 「追い詰める社会」のなかで
渡辺 忍 氏(日本福祉大学教授、愛知三つ子育児中の致死事件・検証委員会委員長 )
構成劇・動画 シナリオ・出演:2、3年次生
問題提起と提言 「虐待と体罰、そしていじめ等」
*「当事者」の観点から
*死亡事件検証報告書から見えてくる「児童相談所」
*「事案とデータから考える」20歳が迫るいじめ・体罰問題
【問い合わせ先】
神戸学院大学 法学部長補佐室 078-974-1551(代) 担当:佐々木光明教授
- 関連ファイル