| 2025/11/18 | ||||||
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藤川直樹准教授(西洋法制史・ドイツ法)による海外研修帰国講演・報告会「近代ドイツ法学のバイオグラフィーを求めて-ラーバント遺文集とその周辺-」を実施します。 近代日本の国家形成と学問構築に多大な影響を与え、今なお知的魅力に溢れるドイツの公法理論――。 ユダヤ出自の法学者パウル・ラーバントは新生ドイツの西の最前線シュトラースブルクに拠在して、第二帝政期におけるドイツ公法学の支配的パラダイムを確立。彼の死後、遺された文書は或いは親族の手を転々とし、或いはユダヤ人迫害の中で焼却され、或いはソヴェト赤軍に押収されて、ドイツ再統一の後に遂にベルリーンの連邦文書館で再統合されるに至る。 法学者ラーバントは同時代の法的諸問題に如何に応答したのか。ドイツ各地の文書館で史料の断片を拾い集め、近代ドイツ法学のバイオグラフィーを追い求めた二年間の在外研究の成果を報告します。 事前の申し込みは不要です。 【講師】藤川直樹准教授(西洋法制史・ドイツ法) 【主催】神戸学院大学法学部・神戸学院大学法学会 【問い合わせ先】 |
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