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春日ゼミが大学祭恒例の「矯正展」を開催しました

    2026/11/02
     

春日勉教授のゼミが10月31日から11月1日まで、ポートアイランド第1キャンパスで開催された大学祭において、神戸刑務所と協力して「矯正展」を開催しました。

この「矯正展」は、全国の刑事施設に収容されている受刑者が刑務作業を通じて製作した製品を販売するとともに、一般市民の方々に刑事施設の処遇について理解を深めてもらう機会を提供することを目的に、毎年開催しています。

2025年6月、刑法等の一部を改正する法律により、懲役刑と禁錮刑が廃止され、新たに「拘禁刑」が導入されました。従来の懲役刑では刑務作業が処遇の重要な位置を占めていましたが、拘禁刑の導入によって、受刑者一人ひとりの特性や状況に応じて、刑務作業や各種指導、教育的プログラムなどを柔軟に組み合わせた処遇が可能となりました。

大学祭当日は、刑務作業品約200点を展示・販売しました。人気の高かったのは、衣服などの汚れを簡単に落とすことができる固形石鹸、定期入れ、筆箱、財布など革をなめして作られた製品、ヒノキで作られたまな板などです。両日とも晴天に恵まれ、多くの来場者が「矯正展」に訪れました。

学生たちは、「矯正展」に向けて事前に刑務所を訪れ、販売する製品を選定するとともに、刑務所の新たな処遇について学習しました。また、当日は来場者を増やすために積極的に外へ出てビラ配りに励みました。

学びの機会でもある「矯正展」では、パネルを展示し、来場者の皆さんが変わりつつある刑務所の処遇について理解を深めました。例えば、イタリアでは、刑務所の敷地内で栽培したブドウを使ってワインを製造したり、小麦からパンを作ったりするほか、刑務所が市内でレストランを経営し、職員や元受刑者が従業員として働くなど、社会とのつながりを深める取り組みが行われています。参加した学生は熱心にメモを取りながら、「日本でもこのような取り組みができたら良いですね」と感想を述べていました。こうした海外の事例を通じて、受刑者の社会復帰を支えるためには、刑事施設だけでなく、地域社会とのつながりが重要であることを考える機会にもなりました。

担当者は「今回の『矯正展』は、刑務所の役割や受刑者の改善更生について、学生自身が学ぶとともに、来場者の皆さんにも理解を深めていただく貴重な機会となりました。今後も、刑事司法や矯正行政を身近な社会問題として考えることのできる機会を提供し、大学と地域社会、そして刑事施設との連携を深めていきたいと思います」と話しています。

 

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記念撮影

 

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刑務作業品約200点を展示・販売

 

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衣服などの汚れを簡単に落とすことができる固形石鹸

 

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パネル展示

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